ブランドコンセプト
ここから始まる、
個々の想いを醸すクラフト
SHIBATAYA Brewery & Distillery(SBD)は、クラフトビールを「商品」としてではなく、飲食店の“らしさ”や“こだわり”を映し出す表現の場と捉えています。
私たちが大切にするのは、造って終わりではなく、造ったものがきちんと届き、継続して選ばれること。
飲食店様やブルワリーを志す方々と伴走しながら、個々の想いを形にし、乾杯の瞬間に感謝・感動・絆を広げていきます。
ブランド理念
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1
「造って終わり」ではなく
「届いて続く」ビールが確実に届き、継続して愛される仕組みを築く。
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2
個々の想いを尊重し、形にする
お店や人のコンセプトを反映し、唯一無二のクラフトを実現する。
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3
グループの総合力で課題を解決する
醸造・卸・物流・飲食運営の知見を結集し、現場の課題に実効性ある解決策を提供する。
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4
クラフト文化を未来へつなぐ
地域に根ざした文化を育み、持続可能な形で次世代へ継承する。
ブランドと
ロゴの成り立ち
この事業は「koko brew」というブランド名で展開しており、ロゴには「ここから始まる」という意味と、「個々の想いを形にする」という願いが込められています。
中央の四角形は、「ここ(here)」という場所の象徴であり、「個々」の個性を表しています。他とは違う唯一の存在としてのアクセントカラーを用い、「何かが生まれる始まりの場所」を暗示しています。
その四角形を囲むラインは、個々の特性を活かしながら、つながりを生み出し、徐々に広がっていくブランドの理念を可視化したものです。外側に広がるラインには、感謝・感動・乾杯・絆といったポジティブな気持ちの広がりが込められています。
このロゴは、クラフトビールを通じて生まれる“体験”や“関係性”を、視覚的に表現したものです。
クラフトビール業界の
さらなる発展・
課題解決のために
クラフトビール市場の拡大が進む中、柴田屋グループはその流れに対して独自のアプローチで挑戦する必要性を感じていました。SHIBATAYA Brewery & Distillery(SBD)は、クラフトビール業界のさらなる発展と、飲食業界の課題解決を目的として立ち上げられた事業です。背景には、グループ会社である柴田屋酒店が長年にわたり築いてきた飲食店様との関係性があります。
現場からは、「自店のコンセプトに合ったオリジナルビールを造りたい」という声が多く聞かれる一方で、最低製造ロットの大きさや流通の難しさが障壁となり、実現できないケースがありました。このような飲食店様の声に応えるかたちで、SBDは誕生しました。
グループ内には、酒類卸・物流・飲食店運営に加え、クラフトビールの自社醸造を10年以上にわたり行ってきた「ビール工房」が存在します。2010年に創業したビール工房は、店舗併設型の醸造所として、地域に根ざしたクラフトビール文化を育んできました。その技術力と柔軟な醸造体制は、飲食店様の多様なニーズに応えるうえで大きな強みとなっています。
SBDは、柴田屋グループが持つ課題意識と、ビール工房が培ってきた技術・経験を掛け合わせて生まれた事業です。クラフトビールを単なる商品としてではなく、飲食店の「らしさ」や「こだわり」を表現する手段として位置づけ、企画段階から飲食店と伴走するスタイルを重視しています。
SHIBATAYA Brewery & Distillery(SBD)の強み
グループ会社だからこそできるサービス
SBDは、柴田屋グループの各事業が連携することで、クラフトビールの企画・醸造・流通・販売支援までを一貫して提供できる体制を構築しています。それぞれの専門性を活かしたサービスは、他にはない実効性と柔軟性を備えています。
- グループ会社
- 強み・役割
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ビール工房
(自社醸造) - 10年以上の醸造実績を持つ店舗併設型ブルワリー。蓄積されたノウハウにより、オリジナルビール開発に向けたレシピ設計や醸造工程のサポートが可能。小ロット・多品種対応にも柔軟に応じる。
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柴田屋酒店
(酒類卸) - 飲食店向け提案型営業を長年にわたり実施。市場トレンドの把握力、造り手とのネットワーク、販促支援のノウハウを活かし、企画段階から伴走可能。
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SKL
(物流会社) - 定温管理による鮮度保持と安定した配送体制。クラフトビールの品質を保ったまま、全国の飲食店へ確実に届けることができる。
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SAKE-YA JAPAN
(飲食店運営) - 自社でも飲食店を運営しているため、現場目線での課題理解と実践的な提案が可能。飲食店の「伝えたいこと」をビールに落とし込む企画力がある。